衛生用紙

フレッシュパルプを使用した衛生用紙です。通気性が高く、水に濡れても破れにくい紙であり、私たちの暮らしの身近なところで使われている紙おむつ、おしぼりなどの衛生用品に使用されています。

製法・生産工程

長年培った抄紙技術で国内外の衛生用品を支えます。

1. 

   1パルプ溶解

   パルパーでパルプ原料と水を高速回転するローターで撹拌して離解します。

2. 

   2原料調整・異物除去

   パルプの濃度や叩解の条件を調整します。
   薬剤や化学繊維の配合も可能です。
   また、異物除去装置によって異物管理をします。

3. 

   3抄紙

   原料のパルプスラリーを均一に噴きつけ、ロール間を通して加圧、脱水することでパルプを薄く広げ、シート形状にします。

4. 

   4乾燥・クレープ

   円形のドライヤーで紙を乾燥させます。
   乾燥後にクレープをつけることで柔軟な紙となります。

基本スペック

特長

当社の衛生用紙は、坪量13g/㎡～の薄い紙の生産が可能です。
乾燥後の紙にクレープ（小さなシワ）をつけることで柔軟で伸縮性のある紙の生産や、
クレープをつけずシートにコシを持たせたノークレープ紙の生産が可能です。

フレッシュパルプと化学繊維を混ぜた機能品やカラー着色品などの特殊スペックにも
お客さまのニーズに合わせて対応可能です。

例）ヒートシール性の付与

シートに熱可塑性の繊維を配合しヒートシール性を付与できます。

例）カラーの着色

パルプ原料に染料を混ぜることで着色し様々な色紙を製造できます。

用途例